使役

介詞「让」は「~される」という受身の意味もありますが、「A(行為の指示者)+让+B(行為の従事者)」で「~させる」といった使役の表現になります。 使役の表現には、この他に「叫」「使」を使っても構いません。「使」は少し固い表現で、どちらかというと文書表現で用いられます。 行為の指示者が不特定多数や一般的な場合、主語を省略することもできます。

( mā ) ( ma ) ( ràng ) ( wǒ ) ( mǎi ) ( dōng ) 西 ( xī ) ( qù ) ( )
母は私を買い物に行かせる。
( ràng ) ( mǎ ) ( kuài ) ( pǎo ) ( )
馬を速く走らせる。
( wǒ ) 使 ( shǐ ) ( tā ) ( shēng ) ( qì ) ( le ) ( )
彼を怒らせてしまった。
( jiào ) ( guó ) ( jiā ) ( yǐn ) ( jiù ) ( )
国に責任を取らせる。

否定文では介詞の前に「不」または「没」を置きます。

( lián ) ( bào ) ( zhǐ ) ( yě ) ( bú ) ( ràng ) ( kàn ) ( )
新聞さえ読ませない。
( wǒ ) ( méi ) ( qǔ ) ( shèng ) ( nǐ ) ( )
君には勝たせない。
( wǒ ) ( jué ) ( bù ) ( ràng ) ( rén ) ( děng ) ( )
私は決して人を待たせない。