
否定文
否定文は「不」を使います。形容詞述語文では形容詞の前に、動詞述語文では動詞の前に「不」を置きます。 形容詞述語文のときに用いた文脈調整用の副詞「很」は普通の否定文では使いません。 「很」を使った否定文は否定する程度を表しますが、「很」を入れる位置によって意味合いが異なります。
							
	この考えは正しくない。
	
							
							
	私は彼女を知りません。
	
							
							
	成績はあまり良くない。
	
							
							
	成績は大変良くない。
	
							
動詞述語文の否定文では「不」の代わりに「没」や「没有」を用いることがあります。
①「ある」、「持つ」という意味の動詞「有」を使った文
②「了」を使った動作の完了を表す文
③「过」を使った過去の出来事を表す文
④「着」を使った動作の継続を表す文
但し、②と④については、否定文になるとそれぞれ「了」、「着」は消えます。
							
	名刺を持っていません。
	
							
							
	私はアメリカへ行ったことがない。
	
							
							
	先生はまだ来ていない。
	
							
名詞述語文の否定形は「是」の前に否定詞「不」を入れます。名詞述語文の肯定文では名詞が日時、天候、年齢、出身地などの場合「是」を省略できますが、否定文では省略できません。
							
	目的は金ではない。
	
							
							
	今日は金曜日ではない。