否定文
否定文は「不」を使います。形容詞述語文では形容詞の前に、動詞述語文では動詞の前に「不」を置きます。 形容詞述語文のときに用いた文脈調整用の副詞「很」は普通の否定文では使いません。 「很」を使った否定文は否定する程度を表しますが、「很」を入れる位置によって意味合いが異なります。


この考えは正しくない。


私は彼女を知りません。


成績はあまり良くない。


成績は大変良くない。

動詞述語文の否定文では「不」の代わりに「没」や「没有」を用いることがあります。

@「ある」、「持つ」という意味の動詞「有」を使った文
A「了」を使った動作の完了を表す文
B「」を使った過去の出来事を表す文
C「着」を使った動作の継続を表す文

但し、AとCについては、否定文になるとそれぞれ「了」、「着」は消えます。


名刺を持っていません。


私はアメリカへ行ったことがない。


先生はまだ来ていない。

名詞述語文の否定形は「是」の前に否定詞「不」を入れます。名詞述語文の肯定文では名詞が日時、天候、年齢、出身地などの場合「是」を省略できますが、否定文では省略できません。


目的は金ではない。


今日は金曜日ではない。

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